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日々の盆栽・山野草&鉢作りを綴ります。 実生・挿し木から、いつの日か盆栽を目指し楽しみながら毎日を過ごしています。
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今年の4月に取り木をした斑入りニレケヤキ


講習で習った、「削ぐ」をやって無かったので
繋がってるかも?っと不安で

今までは、ポットを触ってパンパンになっていたら切り離す
だったんですけど、今回は根も出易いニレケヤキ
思い切って外してみる事にしました。

黒ポットでの取り木だったので、
外見からは発根しているか分かりませんでした。
(もちろん、根も張っていませんので 触っても分かりません)


外見は、こんな感じです

12062701.jpg







怖々?ポットを開いてみました


12062702.jpg



写真じゃ見え難いんですが、下のほうにちらっと根が見えました。





発根状況


12062703.jpg


ピンボケですみません(汗)

取りたかったのは赤いライン

矢印の部分は、全く発根していませんでした。
主人に聞いたら、このような角度で取り木すると
上の方は根が出ないとの事

今回は、二ヶ所を一度に取り木したので 鉢の角度を変えることは無理でしたが
このような角度で取り木をする時は、鉢の角度を変えたり
今回のように、一度切り離し 根をもう一度出させるようにする

上の部分まできちんと根が出ることもあるのかも知れませんが
経験の浅いうちでの結果です。




角度を変えて、発根の状態です。


12062704.jpg


一応、今回は発根成功していました。(ラッキ~)

今度からは、「削ぐ」もきっちり工程に入れ
成功率を上げたいと思います!!
それから、やっぱり透明ビニール良さそうですね!






切り離して、ガスケットを塗ったところ


12062705.jpg






元の素材は、削りなおし エアコンパテ(グレー)で保護

削りなおしている時に・・・誤って枝を削いでしまいました(汗)
写真撮り忘れましたが、こちらも保護しました。


12062706.jpg





植えたところ


12062707.jpg



自作駄温鉢の登場です

結構使い勝手も良いので、色んなサイズ作ってます
買った方がサイズも揃って、重ねられたりするので保管は便利ですが
使ったら、重ねる必要なくなるので 重ならない不便さは 気になりません(笑)










 
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去年3月中旬に真柏の枝接ぎをしました。

挿し穂や枝接ぎに使おうと、葉性が良い真柏を2鉢育てていて
どちらの分身か分かるように、真柏Aと真柏Bと札を入れています。

今回、真柏Bの枝を接ぎました。



真柏の素材です(平成23年3月中旬)


12062311.jpg






12062312.jpg





鋏で指している部分に枝接ぎしていきます

接ぐ部分を、ブラシなどで掃除します。


12062313.jpg






二ヶ所です


12062314.jpg






道具は、 接木ノミ の購入を検討しましたが
結局、彫刻刀の平刀でやってみる事に(価格が安かったので)

枝が小さいので、平刀の6㎜ 4.5㎜ の2サイズ購入
一本1500円位だったと思います。


12062315.jpg





接ぎ穂には、木質化した部分を選びました。


12062316.jpg





接ぎ穂の葉を水で濡らし、水分ごと接木テープで
ぐるぐる巻きにします。


12062317.jpg



この接木テープは結ばないでOKなタイプなのでとても便利です
(別の記事の時の写真使い回しです)(笑)


12041804.jpg





今回、4.5㎜の平刀使いました。

ココと決めた場所に、迷わず 平刀を差し込みます


12062318.jpg





挿し穂を差し込みます。
形成層を合わせる事がポイントなんですけど
はっきり形成層が見えない?見え難い感じもあります。

形成層が合ったと信じ次の作業に進みます


12062319.jpg






接木テープで動かないように巻くのですが・・・
下の写真(汗)
巻き過ぎだと思います(笑)

しかも、このテープすっごく伸びが良いんです
こんなにボテボテになるようなテープじゃありません(笑)

気にせず、境目から水が入らないように
カットパスターで保護してみました。


12062320.jpg


後は無事に活着してくれるのを待ちます

置き場所は、風があたらない場所が理想的です。

プラスチックの苗トレーなんかで保護するのも良いと思います
(ドーム型のホームセンターなんかで5枚で1000円位です)





平成24年6月17日

真柏の枝接ぎをしていた素材 やっとこさテープを外しました。

いつ外そうかな?っと悩みに悩んで(笑)

またもや作業前撮り忘れ(汗)

12062321.jpg


この日焼け?具合でテープの跡が分かるでしょうか?

悩む事無いよ!しっかり着いてるから!っと言わんばかりに
きれ~に活着しています。

確かに、失敗した場合 接ぎ穂が枯れていくので分かるのですが
外すタイミングで、ポロッっととれたとか
そんな話もチラホラ聞いていたので、心配でした(笑)




もう一箇所接いだ部分です
ピンボケですね(汗)

12062322.jpg





一挙に改作してしまうか?これも悩みましたが

明らかに使わない部分の枝を抜き
後は軽く切り詰めて 今回はココまでにしました。

作業したら続き書きますんで みてやって下さいね~♪


12062323.jpg

























 
前回の様子はこちらから(5月13日)

繰り返しの作業になります。
ちょっと油断したら・・・ぼっさぼっさの伸び放題です

作業日6月17日

12062306.jpg







12062307.jpg







12062308.jpg







12062309.jpg





ケヤキの葉刈り、今まで全部鋏でやっていたのですが

有る程度葉が固まってから施す場合
手で引っ張るように葉刈りしてもOKとの事
今回からやってみました

鋏よりめっちゃ早いし、本当に芽が落ちるような事も無く
ありゃ~・・・これから手入れが楽になるわぁ~っと
そんな感想です(笑)

樹勢も強いし、芽も増えすぎてゴツゴツになりやすい
逆に、芽の1つや2つ落ちても良いんやないの?って感じで
怖がらずにチャレンジしてみてくださいね

もう、二年前にK賀会長から手でむしって大丈夫っと
何度も言ってもらっていたのですが・・・
怖くて、鋏でチョキチョキやってたんです(笑)

葉が固まる感覚は、手で触った時にカサカサ~っと
乾いた感じの音、手触りになったらOKですよ~
ん?伝わりませんか?(汗)

出て直ぐからナデナデしてたら変わった事に気付くとおもいます きっと・・・




 
楓の葉刈りをしました
葉刈りをすると、樹の全体像が見えてきますので
不要な枝を抜いたり、針金をかけました。

作業前写真撮り忘れ(汗)

葉刈りし、不要枝を抜いたところ

12062300.jpg





頭の候補枝とその脇にある2芽を予備に

12062301.jpg





落とした枝を削って処理し、エアコンパテ(グレー)で保護

12062302.jpg





こんな感じに針金をかけました。


12062303.jpg





上から見たところ


12062304.jpg







 
6月の例会は、黒松の芽切りです。

テーマ以外にも 毎月、適期作業ワンポイント講座もあり
今、こんな事に注意とか 去年やったら効果的でした など
情報交換や、質問などしやすい雰囲気になっています(たぶん)

今時期の注意点として

雨が降ったからこそ、水遣り注意

そうは言っても、雨によって水遣りの回数が増えた事にも繋がりますので
肥料の乗せ過ぎにも注意してっとの事でした。

盆栽の大きさにもよるのかも知れませんが
実物も肥料を外す必要は無いが、実が止まっていても
梅雨明けまでは安心出来ませんと言ってありました。

肥料をあげるか?あげないか?
肥料の成分や種類等など 肥料のコントロールが重要

肥料の使い方も奥が深いのだなぁ~っと

まだまだ実践でやってみたこと無い事が多過ぎて
話や読む事だけで入る知識ばかりになってしまい
いったい何が正解なのか?分からなくなる事が多々あります
(人や環境によって間逆の事を良しとされてる事も多いので)




先月の講習で取り木した欅の今の状態を見せてくれました。

(先月の様子はこちらから)


12062101.jpg


アップです


12062102.jpg


根は白から上の写真のように 段々茶色に変化していきます。
切り離す時期は、色々あるようです

まだ根が白い頃に外す方
茶色になって外す方
1年待って外す方

それぞれ考えや、前回の失敗や成功で
人それぞれに適期とおもう時期を探していくのでしょうね。

そうそう、透明のビニールで取り木をかけるメリットで
上の写真のように、発根状態が見える

このケヤキの発根状態、きれ~に全体から360度根が出ています

根が出始めたら、鉢の角度を変え 八方根が出るようにするそうです。

ここで、一つ勘違いしていた事が・・・

この欅の根って 太陽が当たっている方向から出てきたそうです。
私、逆から出てくると思っていました。

陽射しの方向から、根が出始めて 鉢を回して360度根を出してやる

う~ん・・・思っていたのと間逆でした(汗)

透明で取り木・・・早くやってみなくっちゃです!!





今月のメイン講習は、黒松の芽切り講習です。 講師K月さん


松の芽切り

6月下旬~7月上旬(小品~ミニでは7月下旬まで)に新芽を切り
二番芽を吹かせ枝数を増やし
枝の伸び過ぎを抑えると同時に葉を短くする

新芽を切ると同時に葉数を基本二葉(芽)に調整します。
この時に残す葉を枝に対して水平に残します。
理由は枝が水平に分れて行くようにする為だそうです。

この時にいらない芽なども整理しておきます。
各枝の力を平均化させる為
下枝などの力の乗りにくい枝では強い芽を残し
逆に強くなりがちな頭などは弱い芽を残すなど
調整しながら作業してください。

基本的には、鑑賞段階に入った樹に対して行う(樹勢の良い事が前提)

芽切りの作業には、次の三段階を経なければ本当の効果は現れない

イ、みどり摘み(ローソク芽の処理) 5月上旬
ロ、芽切り(新芽の元から) 6月下旬~7月上旬
ハ、芽かき(二番芽を2ヶ残す) 7月下旬~8月上旬(9月も可)

芽切りは、上記イ、ロ、ハの他に 12月~1月に行う 葉抜き 剪定
5つが一連の作業で常に関連している

黒松造りには重要な事柄なので、しっかり覚えておく事
(赤松は、1ヶ月遅く作業する)

注)半完成樹の芽切りは小枝を作ったり 平均化する事が主で
短葉法とは若干異なる方法もある。




作業前の黒松


12062103.jpg



作業途中



12062104.jpg




12062105.jpg


作業後


12062106.jpg





秋芽切り

春の植替えが出来なかったもの
樹勢が弱いもの
病害虫の関係

このような場合、秋に芽切りを行う場合もあります。

他にも、追い込みと言って
今時期にする芽切りなどを行わず
お盆頃に芽を持たせたい元まで切り戻す方法もあります



秋芽切りと追い込みの切る位置の違い


12062107.jpg


秋芽切りは、通常の作業が何らかの理由で出来なかった場合に行う感じで

追い込みは、間延びしてしまった枝をやりかえる時に行う感じです。
秋芽切り、追い込みどちらの場合も切った後
葉数を少なく調整してあげると葉の間に芽を持ちやすいそうです。

追い込み、実際やってみた事がありますが
へぇ~・・・すごいやん!って感じですよ。
これやってみたら、間延びしちゃった松もなんとかなるかな?って感じです。

繰り返し短葉法をやっていると
どうしても少しずつ枝が伸びてしまう?感じになっちゃう
それを有る程度のところで、切り戻す作業
これを追い込む っと捉えています。




松の葉色が悪く(黄色っぽく、葉色が薄く)なる 黄化病の対策

植替えが一番との事


12062108.jpg


上の写真の黄色と赤の矢印

同じ鉢からの黒松ですが、枝によって葉色に違いがあります
黄色矢印は健康そうな葉色
赤矢印は、葉色が薄くなってきています。

このような状態の松は
植え替えする事によって改善される場合が多いとの事でした。

黄化する原因にも、さまざまな理由があるようですが
用土が酸性化もしくは根が酸欠をおこしている場合の対処法だそうです。

理想とされる
固相 30  ・ 液相 30  ・ 気相 30

このバランスが崩れることによって
限られた鉢の中での生育に支障がでるようです。


芯食い虫とか、ハダニとか・・・
原因によって対処が違いますので 今回は酸性化や酸欠の場合です。





長くなりましたが、今月の例会はこんな感じでした。
次回は、雑木の年間作業なので・・・何かな?
まだ発表されませんでしたので来月までのお楽しみです(笑)

あっ、奇数月になるので 交換会があります♪







 
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