日々の盆栽・山野草&鉢作りを綴ります。
実生・挿し木から、いつの日か盆栽を目指し楽しみながら毎日を過ごしています。
少しですが、自作の釉薬を作って発色テストをしています。
数年前 知り合いから、桜島の火山灰いる?っと聞かれ
釉薬に出来るかも?っと頂きました。
陶芸ショップに聞いてみたら、とっても良い黒の釉薬が出来ますよっと
基礎の配合を2パターン教えてもらい 作ってみました。
(火山灰の比率が 30% と 50%です 今は50%1つに絞りました)
黒とは程遠かったのですが、薄掛けしたり 掛け合わす事で面白い釉薬が出来ました。
この間の焼成で、火山釉が少なくなったので補充しました。
とてもシンプルな配合で、長石 土灰 火山灰 だけです
長石 30% 土灰 20% 火山灰 50%
必要な分量をそれぞれ量ります
2回位漉します
(釉薬の種類によって 漉す回数を変えています・・・だいたいなんですけどね)(笑)
出来上がりはこんな感じ
沈殿するので、使う前に良く攪拌 若しくは 上のように漉して使います
粘土 テラコッタ ・ 粉引化粧泥 ・ 釉薬 火山釉
左) 全体に水を含ませ、火山釉を薄掛けしました。
白マット釉
配合 (珪石20% 長石50% 石灰15% カオリン3% 炭酸バ リウム7%)
白マット釉2パターン作っていましたが 今は上の配合に絞りました。
最近、白マット単体で焼いた鉢が無かったので昔の写真です
粘土 テラコッタ ・ 釉薬 白マット釉 (2010年1月の写真)
釉薬も色んな種類が売っていて、ついどんどん増やしてしまいたくなります
まずはシンプルに、透明釉をベースに呉須等を混ぜるなど・・・
配合や、微調整で色んな風合いが出せるので
自作釉薬も面白いですよ~(気が遠くもなりますが)(笑)
市販の釉薬は、聞いても詳しく配合を教えてくれることはありませんが
掛け合わせて釉薬の性質を見ていくのも面白いなぁ~っと
ちょこちょこですが、これからも色々実験して気に入った発色を発見したいです!