黒松の実生をたくさんしています。
実生って可愛いし、場所もそんなにいりません。
しかし・・・一年、二年っと・・・無事に育ってくれた場合
鉢上げし、場所と共に存在感を増していきますよね(笑)
そんな鉢上げする日を楽しみに育てている松の事を
真剣に考えてみました。
どんな樹形にしたいのか?
ザル?発泡スチロール?駄温鉢?どれに植える?
そんな中で、主人から提案がありました。
駄温鉢作って・・・っと
しかも、針金で引っ張ったりする時の穴を開けて欲しいとの事
聞いて直ぐは、駄温鉢買った方が安いってば!っと
手間考えてよ~!っと言ったのですが
良く考えると、穴開きの駄温鉢は売ってないしなぁ~っと・・・
まぁ~来春までには時間も有るし
ぼちぼち始めたら、100個位は出来るかな?っと
(気楽にですよ・・・絶対100個作るんじゃ!っとかでは無いですから)
駄温鉢、目指す出来上がりサイズは・・・
結構アバウトで、3号より大きく4号より小さい
そして、深さは4号浅鉢位の仕上がりを目指します。
一つ目の案はタタラ作り
同じサイズを量産出来そうっと・・・
考えの甘さに、作り初めて笑いが出ました。
10個作って、生き残り現在6個
本焼きして、6個残れば良いですけど
やっぱり、タタラは難しいです(汗)
この時は、穴は5ヶ所に開けました。
二つ目の試作品
手ロクロでやってみました。
同じ形に作るのは難しいですが・・・
成功率は良い感じです。
穴は、6ヶ所に開けました。
それと、もう一つ壱興さんにコメントで教えて頂いた
「シャモットが入ってる土は仕上げの時に
セルロイドで表面を押さえてシャモットの
ザラザラを中に入れ込む気持ちでやると
綺麗になりますよ」
この作業を練習中なのです。
この作業が出来るようになって、その後艶を出す練習です!
艶を出す方法も色々あるようです。
粘土によってかなり違いもあるようなので・・・
これだ!っと見つけた時はたまらない感動が待っているはずです(笑)
今分かっているのは・・・粘土を磨くには、タイミングが大事って事位かな
まだまだですが!練習して習得出来るように頑張りますよ~
それにも、この駄温鉢計画は良かったのかも?
ちょっと無茶言う主人に感謝です(笑)
あっでも・・・この駄温鉢計画の粘土はテラコッタ
艶を出したい粘土は・・・万古です
気にしないように・・・?気付かなかった事に・・・?しようかな・・・(呆)
鉢研メンバーkawさんに絵付け依頼した鉢の紹介です。
半磁土 古代呉須 透明釉 16㎝位
kawさんへプレゼント
kawさんがご自身用に作られた軸先も焼きあがりました。
カニの下地が、赤っぽい粘土と勘違いされてあったようで
あれ?なんで白いのかな?っと
粘土って、焼く前は黒いのに焼きあがったら白くなったりするからですね。
kawさんは、鉢研メンバーの粘土をちょこっともらって
造ってあるので・・・この辺りは仕方無いですね。
この点を踏まえて、この間は
この粘土何色になる?っと聞いてから造っていましたよ!
絵付けしていて、途中で気が付きました。
絵って練習でどうにか成るものなのだろうかっと?(遅い!って)
どうにか成って欲しいですが
絵は、気長に練習しつつ・・・
自分なりに何かをやってみようと想い
やってみましたのが こちら ↓
半磁土 赤絵 チタン釉 12㎝位
何に見えますか?
見る人に任せますって感じですね(汗)
でも、まぁ~面白いかなっと、鉢研に持参したところ
kawさんがとっても気に入ってくれてですね!
この感じでやってみたら良いよ~っと
面白い物が出来るかもよ!っと
嬉しかったので・・・
この鉢もkawさんにプレゼントしました(笑)
次に焼く時、この絵付けバージョンで色々試してみる予定です
古代呉須での染付けは
ゆっくり・・・ゆっくり・・・じっくりと~やってみます(汗)
今日の鉢研は・・・盛りだくさんで 忙しかったです!
メンバーの完成作品も多く
2時間近くお互いの鉢をみながら意見交換しましたよ。
前回同様
布に 友禅の技法で描かれて有り
表装もご自身でされ、軸先も自作(焼き物)です。
後ろにいらっしゃるのが、会長です。
逆光の写真しか無く・・・すみません(汗)
そして・・・23年度のカレンダーを頂きまして
中を見ると! これって会長の 寒ぐみ ですよね!っと
その棚にあるやつですよね~っと(笑)
カレンダーと並べて記念写真ですよー
こんな事して遊んでいたら
この寒ぐみを20年前に購入されたエピソードを聞かせてくれました。
この寒ぐみ欲しさに、手元にある盆栽を3鉢下取りに入れ
追い金し手に入れたそうです。
手元に来て 間もない頃の写真はこちら ↓
この写真の鉢より一回り小さい鉢に入っていたそうです。
この小さい、寒ぐみが・・・20年であの姿になるのですね
写真は無いのですが
実生から育てた 岩つるうめが、国風展に展示された事があるそうです。
実生からって・・・すごくないですか?
どんな賞をもらうかとかより・・・
実生から育てた樹が、国風展って
嬉しかっただろうなぁ~っと想像しました。
お話されてある表情からも・・・(笑)
なんだか・・・すごい人の会に入ってるのね、私って
っと、今更ながら思い知らされました。
普段お話していると、人の良い植物好きのおっちゃんなんです。
おじさま~って言うより、おっちゃんって言いたいような
そんな人柄なんですよね・・・。
あっ、おっちゃん なんて呼んでませんよ! 念の為
それから、超ミニ盆栽鉢同好会の報告をしました。
たぶん、意味が半分も伝わって無い感じでした。
ブログって?へぇ~そんな同好会が有るの?みたいな・・・
伝わったのか?どうかは不明ですが
壱興さんの鉢なら、たくさん持ってますよーっと
使ってるのも有るからっと 言いつつ
一枚~二枚~・・・っとずらずら~っと
その内の3鉢紹介しますね。
初めて、壱興さんの鉢を手取り感動しました!
ブログで、鉢造りの工程を時々見せていただいているので
鉢の見方も違ったのかも知れません。
あの、あの壱興さんの鉢よ~~って(笑)
いつか、私も壱興さんの鉢をゲットしたいなぁ~っと
鉢貯金始めますよー
壱興さんの泥鉢欲しい~~
そして、「超ミニ盆栽鉢同好会」としての会長の作品1号かな?(笑)
これ以上小さい鉢は・・・誰にも作れないでしょう!っと
(きっと この感覚で、盆栽も仲間と切磋琢磨されたのでしょう!)
自信満々な作品はこちら ↓
ちゃんと?鉢穴、水が切れるようにもなっていますよ。
さすが!樹を育てるプロです
ミニ鉢でも、抜かりはありません(笑)
次の焼成で仕上げて持って行こうと思っています。
他にも、鉢見てもらってアドバイス頂いたり
手桶風の鉢プレゼントしたりと・・・
盛りだくさんでしたが、長すぎるのでこの辺にしておきますね(汗)
持って行く物を準備していたら・・・
つい粘土に手が伸びてしまいました(笑)
超ミニ盆栽鉢を釉薬に頼らず、頑張ってる主人を見習おうと
削り出しでやってみましたが・・・
うむ~・・・
大きかったら、シチューとか作りたくなっちゃう鍋みたい(涙)
しかも・・・猫足にトライしたはずが
内股ですよ(汗)
まぁ~・・・明日の準備運動って事で(笑)
明日の鉢研へは大荷物なんですよー。
焼けた鉢をメンバーにチェックして頂きながら
アドバイスを頂かないといけませんからね!
しかも、今回は・・・
超ミニ盆栽鉢同好会の報告もありますので・・・
みんなの驚いた顔を想像しちゃいますねぇ~(笑)
なんね?
これは?
おもちゃね?
って感じでしょうか(笑)
そうそう、寒冷紗を外しました。
長~~い夏(猛暑)も・・・やっと終わりましたね。
秋はどこ行ったのかしら?って感じで
寒いです。
盆栽も良く乾いて・・・ご機嫌の様子♪
暑かったのが懐かしくなる日も すぐのようですね・・・